昨日、上海のサーキット場近くにある機械系の工場へ打ち合わせに行ってきました。
その工場には、何度か案件を頼んだことがあったのですが、実際に工場へ行ったのは、今回が初めてでした。
この時期の出張というのは、自分の中での警戒レベルを上げて、行動しています。
まぁ~、中国に住んでいるので、外に出るときは、警戒レベルを上げているんですけどね。
ただ、私の場合なぜだか、中国国内で日本人だとバレることはなく、逆に中国人から道をよく尋ねられますね。
昨日も、新幹線乗り場で一人と、地下鉄のホームで一人に道を尋ねられました。
しかも、ちゃんと答えて、案内したりするので、感謝されます(笑)
出張で出かけると、必ずといっていいほど、中国人に道を聞かれます(笑)
でっ、
お昼前に到着し
担当の方と食事をしながら、気になっていることを聞いてみました。
尖閣問題後の日本との状況については、
「国同士のことで、一般市民は関係が無いよ」
「日本とのずっと取引をしているけど、日本の担当者が訪中をキャンセルしちゃったね」
事務所で、他の従業員さんと雑談をしていても、和気藹々とした感じで、良い雰囲気でしたね。
今回、視察に行って、改めて思ったのは、
日本を含め海外と取引や外国人と接したことがある会社さんや方々は、当然のごとく、冷静で現実的。
一般市民もやっぱり、冷静で現実的。
ただ、<愛国無罪>ということで、リミッターが外れちゃった人がいるかもという警戒感は持たないといけないということ。
実際、この状況をどう捉えるかは、人それぞれになってしまうのではないでしょうか。
少数にスポットを当てるか、多数にスポットを当てるかによって、対応が異なりますからね。