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2012年09月20日

中国の「ざわざわ」とした雰囲気

人が多く集まり、ある同一の考えを持った地域には、その感情がその地域を中心に周囲へ広がるのではないかと思っていたりします。


今、私が住んでいる中国のある都市では、大きな問題は起こっていないようです。



がっ、「ざわざわ」とした雰囲気は感じます。


雰囲気の説明は、なかなか難しいのですが、雰囲気の存在を確信した出来事が、2005年に北京の中関村というところでデモでの経験。


私は、当時デモがあったすぐそばに住んでいたんですね。


すぐ近所ということもあり、朝から見に行って、写真を撮ったりしていました。
午前中は、人もそんなに多くなく、デモ会場の中心まで行くことができましたが、お昼ごろには、人が何倍何十倍にも増え、規制がかかるようになりました。


そんなデモ会場を周囲から、眺めていると
デモ会場の中心から、周囲に向かって、オーラというか空気というか、感情が渦巻いているように見えたし、感じたんですね。


極端な言い方をすれば、「狂気」というのかもしれないんですけど、その場所にいると、
心がざわつくような感じ。


恐らく、暴動というのは、そのような雰囲気が大きく影響するのでは?と思わせるような感じでした。


そんな、「ざわざわ」とした雰囲気は、昨日より落ち着いてきてはいます。