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2012年04月16日

中国仕入れ:日本への運送会社を考える 1

中国仕入れの大きな柱として


・品物を供給するショップや工場
・安心して発送する日本への輸送


どちらが欠けても成立しないほど、重要な柱です。
通常、品物を供給するショップや工場にスポットが当たっているので、 敢て輸送について書いてみたいと思います。
中国国内で品物の手配をした後、どうやって日本へ発送するかという問題があります。


また、複数のショップや工場から、品物を手配した場合、
品物をまとめて日本へ発送した方が、送料が割安になります。



つまり、日本へ発送する場合、


・複数のショップや工場から送った品物をまとめて発送してくれるか?
この場合、品物の到着日が異なるので、品物を保管してくれるかどうかということになります。
当然、保管料が必要かどうかということですね。


・到着した品物の検品が可能かどうか?
中国のショップや工場  → 中国国内の輸送会社 → 日本
品物の個数やサイズなどのチェックを中国国内で行うことで、返品交換の手続が迅速に行うことが出来ます。

・しっかりした梱包や補強をしてくれるか?
梱包について軽視しがちですが、安全に品物を送る上で、非常に重要です。
中国国内で問題ない梱包でも、海外発送の際、梱包が破損して、品物が落ちてしまったり、
振動による品物自体の破損が発生することがあります。

 

この写真は、提携している上海の運送会社から、日本へ発送する際、 荷物の写真を撮ってもらったものです。
この写真をみて分かるように、厳重に補強をしています。


中国国内での発送に比べ、海外間での発送は荷物の扱いが荒い傾向があるので、厳重に補強を行っています。


更に言えば、厳重に補強をすることで、盗難防止の抑止力にもなります。


つまり、海外発送の場合、荷物の扱いが荒いという意識で梱包するのと、国内での発送と同じように梱包するのでは、 破損防止の強さが異なる訳です。


日本への品物を発送する場合、値段だけでなく、運送会社はどんな対応ができるのか?
確認してみるといいかもしれません。