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2014年03月02日

中国取引において、違和感を意識する

違和感を意識することで、リスク回避に役立つと考えています。



『なんか変だなぁ~』
『何か違和感があるなぁ~』


と感じるような時は、無理に進めない方がいいと思っています。


例えば、
『商品が安いから』
『利益が多い』といった理由があって、
違和感を無視して、強引に進めてしまうこともあったりしますが、


いざトラブルが発生した場合、
 その違和感が現実になることが多いように思います。

・返品に応じないとか
・こちらの言い分を疑ってくるとか
・トラブル解決に時間がかかるとか
・トラブルが解決せず、被害を被るとか


非常に厄介な状況に陥りやすくなるように思います。



実際、どのような時に、違和感をあると思うのか、、、、実際に『これ!』ということではなく

ちょっとした変化やちょっとした違いにあるように思います。

例えば、
・以前は、9時から17時までオンラインになっていたのに、午前中だけ、夕方だけ、オンライン時間がまちまちになる
・返答が遅い
・返答の内容が、ぞんざい
・表現の仕方
・敬語、尊敬語の使い方



つまり、通常の状態で、上記ような変化や状況ということは、

いざ何かトラブルがあった場合、
 返答が遅い、連絡が取りづらい ⇒  トラブル解決に時間がかかる
 表現の仕方 ⇒ 口舌の刃でガシガシ斬りつけてくる


トラブルが発生しないことが一番ですが、
仮にトラブルが発生した際、いかに迅速に対処し、原状回復ができるかということが大事な訳です。


中国仕入れにしても
・商品の数
・商品の種類
・商品の品質
・運送時間 などなど


そして、トラブル解決へ向けて、一緒に行動できるかがカギだと考えています。


当然「こちらは、買い手だから、売り手がすべてやるべき」という考え方もありますが、
『いつになるんだ!!、早くしろ、何をやっているんだ!!』と買い手が騒いだところで、トラブル解決には、何の役に立たないし、
トラブル解決の足をひっぱることになるとさえ考えています。



思うに、もしトラブルがあっても、一緒に協力できるかどうか?を意識しつつ、
ちょっとした違和感を意識して、『何か変なんだよなぁ~』と思った際は、
・取引先を変えてみたり
・取引額を抑えてみたり

すると、リスクを回避できるかと思います。