直弧文鏡を磨く工程です。
もともと、表面にうっすら丸い円のような溝がありました。
金属を切るときの跡のようなものかなと思ったりします。
それはそれでいいのかなとも思ったのですが、鏡のようにしたいということで
金属磨きの定番 ピカール の登場です。ただ、直弧文鏡には、表面にうっすら丸い円のような溝があるため、
先に、#400ほどの耐水性の紙やすりで、表面をこすり、円のような溝をならしていきます。
その後、ピカールで、ごしごしと磨いていくと
ペンが映るくらいになります。
まだまだ、磨く必要がありそうですけどね。表面も同じように磨きます。
で、神棚に安置
実にいい雰囲気です(笑)
ウェンジという端材で作った鳥居とマホガニーの板で作った棚、直弧文鏡が非常マッチしています。
神棚はまたの機会に作ってみたいと思っています。
背後には、御朱印帳に書いていただいた神社の御朱印と、中国の敦煌で購入した唐詩の「涼州詩」にでてくる夜光杯も良い感じです。
本当は、鏡の面が前に来るようにしたほうがいいのかな??とは思ったのですが、それだと直弧文鏡の模様が見えないので、
模様が前に来るようにしています。
気持ちが大事ということで、許していただこうかと思っています(笑)
神棚を掃除する際に、直弧文鏡を磨く感じでいけば、角が取れていき、もっと良い感じになるのではと思ったりしています。
2015年07月07日