Home 直弧文鏡を作ろう その6 ピカールで磨こう
2015年07月07日

直弧文鏡を作ろう その6 ピカールで磨こう

直弧文鏡を磨く工程です。
2015-06-07 9-29-14もともと、表面にうっすら丸い円のような溝がありました。
金属を切るときの跡のようなものかなと思ったりします。

それはそれでいいのかなとも思ったのですが、鏡のようにしたいということで

金属磨きの定番 ピカール の登場です。ただ、直弧文鏡には、表面にうっすら丸い円のような溝があるため、

先に、#400ほどの耐水性の紙やすりで、表面をこすり、円のような溝をならしていきます。

その後、ピカールで、ごしごしと磨いていくと
2015-06-07 9-36-30ペンが映るくらいになります。
まだまだ、磨く必要がありそうですけどね。表面も同じように磨きます。
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で、神棚に安置
2015-06-07 9-39-37実にいい雰囲気です(笑)
ウェンジという端材で作った鳥居とマホガニーの板で作った棚、直弧文鏡が非常マッチしています。
神棚はまたの機会に作ってみたいと思っています。

背後には、御朱印帳に書いていただいた神社の御朱印と、中国の敦煌で購入した唐詩の「涼州詩」にでてくる夜光杯も良い感じです。


本当は、鏡の面が前に来るようにしたほうがいいのかな??とは思ったのですが、それだと直弧文鏡の模様が見えないので、
模様が前に来るようにしています。

気持ちが大事ということで、許していただこうかと思っています(笑)


神棚を掃除する際に、直弧文鏡を磨く感じでいけば、角が取れていき、もっと良い感じになるのではと思ったりしています。