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2015年05月26日

直弧文鏡をつくろう その2 イラストレーターでデータ起こし

直弧文鏡」を作ろうと決めたものの、型作りのベースになる、白黒でのデータが必要だろうと思い

イラストレーターで作ってみました。
宮内庁所蔵の直弧文鏡宮内庁の「直弧文鏡」画像を参考に、中央部分から作成
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擬宝珠のような形を半分にした絵を作り、その絵を反転コピーして、90度回転した画像を4つで、
中央の擬宝珠のようなデザインを完成。


次に、直弧文鏡」の円と直線の模様部分
 この部分が、「直弧文鏡」の特徴であり、見せ場だったりします。
2015-05-13 13-54-53直弧文鏡」の画像の上から、同心円を作り、曲線を取っていきます。
その作ったパーツを4つにコピーして、円形にしていきます。

2015-05-13 13-58-498つの円のパーツ作り
これは、イラストレーター使いの方なら、問題ないのでしょうが、
 円上に8つの円を等間隔に配置するということが、うまくいかず、どうしようか考えていたら
2015-05-13 14-01-42九曜紋という家紋データを使えば、いけるのでは?と思い、九曜紋のイラストレーター画像をダウンロードして こちらから

さっき調べたら
2015-05-13 14-07-01抜け九曜紋なる家紋があったので、こっちの方が作りやすいかと思います。


でっ、完成!
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と思ったら、「直弧文鏡」の外輪部分の模様は、4つではなく、8つあるということ。


再度、「直弧文鏡」の画像をトレースしつつ、
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線の太さを調整し、「直弧文鏡」のイラストレーターのデータを完成


つづく