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2015年04月23日

中国仕入れ:やってもらうことを考える

言い方一つで変わってしまうだろうという話です。


極端な例かもしれませんが、

目的として「荷物を壁際まで運んでほしい」とします。

言い方として
・「おい!その荷物を運べ!!!」という言い方 = やらせるという意識
・「ちょっと悪いけど、その荷物運んでくれる?」= やってもらうという意識


やらせる VS やってもらう

という対比の中で、どちらが100%に近い力を引き出すことができるだろうか?
ということが、本題だったりします。


つまり
 「おい!やれよ」と言われ、『よし!がんばるぞ!!!』となるかどうか?ということ。

まぁ~、力関係や受け手によって違いはありますが、
 なんで命令されないといけないの?? という面も出てくるかと思います。
 (口には出さなくとも)

そうなると、
言われたことはするけど、それ以上のことはしないという要素が強くなってしまうということ。
さらに悪化すると、「あの人は、ちょっと厄介だから、距離を取ろう」ということになったりすることも。



一回目は、よくても、次回から距離を取られ、やってもらうことができなくなります。



特に、相手に「やらせる」という意識があると、簡単に相手に伝わってしまうということ。
ぞんざいな言い方をする相手に対して、親身になって対応したいとは思わないですからね。


なによりも「自分が嫌なことを相手にしない」ということに尽きます。


「やってもらう」という感謝を、相手に伝える努力を怠らないようにしたいですね。
思っているだけでは伝わらないこともあるので