長く取引をしている場合、
『前回と同じで!』
と意思疎通ができる良さがあったりします。
しかしながら、
そこに、問題点が存在していることを意識する必要があります。
売り手と買い手を例にして、
<買い手にとって、売り手は一人>
<売り手にとって、買い手は多くのお客さんの一人>
買い手にとっての『前回と同じ』という言葉が、
売り手と共有できているか?という問題。
『前回と同じ』という『前回』が、ある程度以前の場合(直近であっても)、
その間に、
・担当者が覚えていない
・担当者が変わっている
・商品のマイナーチェンジが行われている
・前回の取引履歴が見つからない or 見つけにくい
といったことがありえます。
さらに問題なのは、分かったふりをする担当者がたまにいるということ。
「分かってくれている」と思っていたら、「全然わかってくれていなかった」ということもあったり。。。
そのため、『前回と同じで』だけでなく、
『前回と同じで、~~~のように、~~で』という風に、要望や考えを伝えることが、
認識をすり合わせるために必要になるかと思います。
2015年03月24日