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2015年04月27日

中国仕入れ:発送トラブルの解決

今回、ご紹介する発送トラブルは、
  「発送追跡サイト上で、配達済み」となっているものの、荷物を受け取っていないというトラブル。

中国に限らず、発送のトラブルというのは、あるかと思います。


通常、商品を購入する際、ショップ側から、発送した宅配会社名と発送番号を教えてもらいます。
2015-04-27 9-48-22中国国内には多くの運送会社があり、発送番号をネット検索することが可能です。


どの運送会社がいいかの判断になるのは、実際に配達を担当している支店(営業所)の質になると私は思っています。


というのは、通常荷物はバーコードで管理されており、集積所や支店を経由する際、
バーコードでチェックされ、「荷物追跡サイト上に反映」。そのため、配達途中で紛失した場合、責任の所在が明確です。

しかしながら、サイト上で「配達中」の表示後、「配達しました!!」と表示されたものの、こちらが受け取っていない場合、非常に厄介になります。


その場合、考えられるのは
・本当に配達した。
   受け取り人が別の人(従業員、親など)で、受取人に報告や連絡がなかった場合
   受け取ったものの、他の商品と紛れてしまった場合
・別の人に渡した。
   不在のため、お隣さんに渡した場合
   マンションやビルの管理人に渡した場合
   別の住所に配達した
・実は、配達していない。


「配達した」『受け取っていない』という水掛け論的な状況になってしまう可能性があります。


偏見かもしれませんが、特に中国の場合、

 「ホントは受け取っているのに、受け取っていない」って言ってるんじゃない?

と疑いから入ってくる傾向が強いように感じます。


今回の発送トラブルでも、
 「発送した!」の一点張りで、最初らちが明かない状況でした。

そのため、商品を発送したショップに連絡をして、ショップから運送会社へ言ってもらう方法をとりました。



<ポイント>としては、
・冷静に現状を運送会社へ伝える
    少しでも不信や疑念があるような言動は絶対に避ける
    別の人が受け取っているとか、紛れているなどの疑念を先につぶしておく
・商品を発送したショップに協力を求める
    支付宝(商品受け取り後、支払うシステム)を利用していると、
   ショップ側は、代金を受け取れないため、協力してくれる
    ショップは、運送会社にとって大口契約者にあたり、運送会社側がショップの話に耳を傾けてくれる


今回、ショップの協力もあり、配達した運送会社の支店が調べてくれた結果

お隣さんに渡した」ということが判明(不在ではなかったはずでしたが。。。)、無事荷物を受け取ることが出来ました。



発送トラブルは、避けることができませんが、被害を最小限に抑え、早くリカバリーさせるために、

担当者との信頼関係が必要だと思っています。