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2013年11月04日

中国仕入れ:現実的にタオバオ返品を考える

中国仕入れの中で、心配の一つとして、「返品」の問題があるかと思います。


ここでは、建前的な話ではなく、現実路線の話で書いていきたいと思います。


まず、返品の条件を洗い出してみたいと思います。

・思った商品と違う
・指定したサイズが大きすぎ、小さすぎ
・指定したサイズ・色、デザインが違う
・商品が使えない(電源が入らないなど)

等があるかと思います。

いかなる理由であっても、返品の話をすることは可能。
中国の各ショップによって、条件は異なりますが、返品をしてもらえると思います。
商品をショップに送り返すことができれば、

でっ、問題になるのが、日本と中国間の送料の問題。
商品が、中国国内にあれば、問題は小さいのですが、日本国内に到着後は、難しくなります。


理由として

通常、タオバオに出品している各ショップは、中国国内で販売していることを前提にしています。
中国国内での返品での送料を負担することはあっても、国際郵便での負担は非常に難しいでしょう。

仮に、タオバオのショップが500円の商品を販売して、2000円の返品と再発送の送料を負担するというのは、非現実的ですからね。

さらに言えば、日本のお客様が、500円の商品を返品するために、2000円の返品と再発送の送料を負担できるか?という問題も存在します。


現実路線でいえば、
 ・返品分の価格を次回仕入れの際に、値引きしてもらう
 ・返品分がある一定の個数まで達した場合、まとめて返品や交換
  (部品など、機械的な商品の場合は可能。服の場合、季節や流行があるので、時間がたてばたつほど、商品自体なくなることもあり、難しくなる。)
 ・日本へ発送前に、中国国内で商品チェック

返品ではないですが、リスク管理という意味で
 ・最初は、少しずつ購入する
 

弊社の場合、上海にて商品チェックを行い、返品作業を行っています。

商品チェックの中でも、チェック漏れがあった場合
・指定したサイズ・色、デザインが違う
・商品が使えない(電源が入らないなど)

という商品において、商品代金の全額や一部を代行手数料分から、差し引く

額が大きい場合、お取引ごとに、分割で差し引くという対応を取っています。