中国仕入れの中で、注意した方が良いのは、
<自分の考え方>≠<相手の考え方> というように、イコールではないということ
分かっていても、習慣的な考え方もあるので、なかなか難しい面もありますが、
<このようにすべき>という考え方は、特に注意が必要だと感じています。
例えば、<この業種だと、当然知っているよね(知っているべき)>とか
<この状況だと、普通このような対応をすべきだよね>といったこと
ただ、このような考え方は、相手との暗黙の了解のような事柄であって、
<自分はすべき>と考えていても、<相手もすべき>と考えているかどうか分からないということが存在します。
当然、中国仕入れの場合、相手は中国人ですから、暗黙の了解の範疇が、日本人同士とは異なります。
暗黙の了解に期待せず、
・このような場合は、このようにして欲しい
・判断がつかない場合、確認して欲しい
といったように、細かく伝えておく必要があるかと思います。
商習慣的な、暗黙の了解ではなく、
取引先ごとに、暗黙の了解を作っていくこと。
そして、取引ごとに対して、決めてきた暗黙の了解を伝える
実際、伝えたら、暗黙の了解ではないのですが、確認事項として、毎回確認してもらうようにする。
このようにすれば、中国仕入れの中で、「う~~ん、なんで??」ということは減らしていけるかと思います。
2013年10月26日