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2013年10月26日

中国仕入れ:暗黙の了解

中国仕入れの中で、注意した方が良いのは、
 <自分の考え方>≠<相手の考え方> というように、イコールではないということ

分かっていても、習慣的な考え方もあるので、なかなか難しい面もありますが、
<このようにすべき>という考え方は、特に注意が必要だと感じています。

例えば、<この業種だと、当然知っているよね(知っているべき)>とか
<この状況だと、普通このような対応をすべきだよね>といったこと


ただ、このような考え方は、相手との暗黙の了解のような事柄であって、
<自分はすべき>と考えていても、<相手もすべき>と考えているかどうか分からないということが存在します。


当然、中国仕入れの場合、相手は中国人ですから、暗黙の了解の範疇が、日本人同士とは異なります。

暗黙の了解に期待せず、
・このような場合は、このようにして欲しい
・判断がつかない場合、確認して欲しい

といったように、細かく伝えておく必要があるかと思います。


商習慣的な、暗黙の了解ではなく、
取引先ごとに、暗黙の了解を作っていくこと。

そして、取引ごとに対して、決めてきた暗黙の了解を伝える

実際、伝えたら、暗黙の了解ではないのですが、確認事項として、毎回確認してもらうようにする。


このようにすれば、中国仕入れの中で、「う~~ん、なんで??」ということは減らしていけるかと思います。