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2013年09月04日

革靴の輸入の注意点

革靴を個人輸入する際、一番のネックは、関税率の高さ

関税率は、税関にて年に2回ほど 実行関税率表が発表されるので、確認されると良いと思います。

でっ、革靴についての関税率は、『第12部の第64類にある履物及びゲートルその他これに類する物品並びにこれらの部分品』に書かれています。
HS codeでいえば、「6403.20」のあたりですね。

税率表の表示が、「靴」ではなく、「履物」と書かれているのは、若干分かりにくかったりしますね。



そこには、「60%又は4,800円/足のうちいずれか高い税率」と書かれています。
これは、靴底まで革の場合ですけどね。」


仮に、中国から1,000円ほどの革靴を輸入すると、60%の600円ではなく、4,800円の関税がかかるということ。

このように書くと、恐ろしいですね(笑)。
「1000円の革靴だ!!」と思ったら、「+4,800円」の関税がかかるということですからね。
なんのために、中国から輸入するか分からなくなりますww




ただ、すべて革の靴であっても、スポーツとか競技用の靴であれば、税率は30%
靴底が、ゴムであれば、27%


合成皮革で、靴底がゴムであれば、8%


本当に、革靴の関税率は不思議ですね~


靴のタイプによって、細かく関税が変わってくるので、革靴を輸入する際、注意が必要です。