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2015年06月08日

中国仕入れ:相手を尊重する

中国にて、問い合わせを行う際、特に意識していることは、

「相手を尊重すること」

タオバオで、問い合わせを行う場合、一般的に「旺旺」と呼ばれるチャットシステムを使用することになります。
2015-05-27 9-45-38まず、
・問い合わせする内容を簡潔に
   何が聞きたいのか、何がしたいのかをまとめてから、問い合わせをする
 

というのは、
 問い合わせをする側にとってショップの担当者は、一人ですが、
 問い合わせを受けるショップにとって、同時並行でお客さんの対応をしていることが多々あります。

その場合、
 ショップの担当者が、
  「このお客さんは何が聞きたいの??」
  「冷やかしかも?」
  「なんか厄介そうなお客さんかも??」

などなど、第一印象が良くない場合、ショップ側のお客に対する優先度は下がってしまうでしょう。
「何かよくわからないけど、買いたいなら売ってもいいよ」的な感じでしょうか。



実際、ちょっと気配りだとは思います。



例えば、
  同一商品を販売しているショップA ショップB ショップC と複数のショップに問い合わせをするとします。

その際、ショップAでの商品名の表記や商品ページのリンクを使い、ショップBやショップCに問い合わせた場合、
ショップBやショップCの担当者は、どのような気持ちになるでしょうか?

・あぁ~、ショップAが第一候補でしょ?
・ショップAで買えばいいのに
・コピペですか。。。。
・他店の商品ページで問い合わせるって、けっこう失礼だよね


少なくとも、ショップにとって、そんなお客さんと積極的には取引したいとは思わないのではないか?と、私自身は思いますし、
ちょっとした手間さえ面倒に感じ、相手を尊重できない人だと感じます。



当然、複数のショップとの比較は重要です。
ただ、ショップが、時間を自分のために割いてもらっているということを意識すれば、自然と相手を尊重するという気持ちや言葉遣いは出てくるかとは思います。

ちょっとした気配りをすることで、相手が心を開いてくれるかもしれませんし、ちょっとした要望などを受け入れてくれるかもしれません。
何もないかもしれませんが、、、
少なくとも、気持ちいい取引ができるとは思います。



複数のショップに問い合わせをする際でも、相手を尊重し、しっかり準備をすることで、
相手から引き出すことができる情報が変わってくると思っていますし、こちらのために動いてくれるかと思います。


このように書くと、
 何かしてもらうために、相手を尊重するという感じになってしまうかもしれませんが、

相手を尊重することが先で、付随すること(対応が良くなるとか)はオマケのような感じで、
付随するものは、まったく無いかもしれません。

ですので、相手を尊重したから、良いことがあると期待するのではなく、
相手を尊重し、感謝すれば、自分的に良い取引ができると思っています。