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2014年02月27日

中国取引での受け答え ネット それとも 実店舗

商品を手配する際、

『ネットで販売するの?』

それとも

『実店舗で販売するの?』


とたまに聞かれることがあります。



そんな時に、
「はい、日本で販売しています」なんてことは言わない方がいいと思っています。


日本人だから、販売しないということは、無いと思うのですが、
もし仮に担当者が『日本嫌い』だった可能性もゼロでないですし
(基本、中国の方は、日本が好きかとは思います。)

発送する商品の品質面においても、
『日本に発送するのだから、すぐに返品できないだろうから、検品が甘くても。。。』
という可能性もゼロではないわけです。


また、日本で売るならば、単価をもっと高くしてもいいだろうという心理がある方もいます

これは、中国の方と実際に話をしていて
 『この商品は、中国でいくらだけど、日本ではいくら?』
 『もし日本で、働いたら、これぐらいは貰えるだろう』
といった考え方をする方が少なからずいらっしゃいます。


つまり、『中国国内は100元だけど、日本で売ればもっと高く売れるでしょ、だから、こちらにも多くの利益をちょうだい』という感覚。


まぁ~~、中国国内で1000円ほどで仕入れた商品を日本国内で、4000円前後で販売されていたら、『う~~む』と思うのもやむ得ない面もあるかもしれませんね。


あと、仕入れ先で、『ネットで販売するの?それとも、実店舗があるの?』と聞かれた場合

「実店舗で販売する」と返答した方が、良いかと思います。


というのは、中国では、ネットで販売する場合、最低販売価格という物が製造元から指定されている商品があります。

これは、同一商品での価格維持を目的としてもので、「ネットで販売します」と返答した場合
割引交渉でマイナスに働くことがあるので、

取引での受け答えには、注意が必要です。