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2014年02月14日

中国との取引にて、トラブル回避 相手の非を責めない

中国からの仕入れにおいて、トラブルが発生した際

  トラブルのままになるか、トラブルを回避できるか

相手との信頼関係にかかっていると考えています。


確かに、『約束と違うではないか!!キィ――――』と腹が立つこともあるかとは思いますが、

発生してしまったトラブルに対して、相手を責めたところで、<売り言葉に買い言葉>という状況になる傾向が強く、トラブル解決への道のりが遠くなると考えています。



つまり、トラブルが発生した原因や、責任の所在を追求、謝罪を要求したところで、今発生しているトラブルが無くならないということ。


それよりも、今発生しているトラブルを如何に早く解決できるか、如何に被害を最小限に抑えることができるかを第一に考え、
中国の相手側と一緒に、トラブルを解決する用意があることを示す必要があると考えています。


『トラブルが発生した責任は、相手側(中国)にあるから、すべてやりなさい!』ではなく、
一緒に解決策を探るというスタンスが良いと思います。

実際、こちらが出来ることは、あまり無いのですが、一緒に解決策を探るというスタンスを取ることで、発生しているトラブルの原因を引き出すことは可能ですし、解決が早まる傾向があると思います。


中国との取引をする際、

トラブルがあっても、
 <相手の非を責める>ことを目的にせず、遅れを取り戻すとか、原状回復とか、約束通りの状況に戻すことが第一。
そして
 遅れを取り戻すとか、原状回復とか、約束通りの状況に戻す場合、相手の協力を引き出すことを考えていくことをお薦めします。