中国との取引をする際、
・中国側の担当者を如何に味方につけるか?
・担当者の力をどのように引き出していくか?
中国仕入れや個人輸入の成功のカギの一つではないかと考えています。
まず、中国側の担当者に、こちら側の意図や要望を分かってもらうというのが最初です。
そして、意図や要望を実現するために、中国側の会社内部で話をしてもらう必要があります。
最初のこちら側の意図や要望の理解が低くなると、完成品に大きく影響が出います。
というより、意図や要望に沿わない完成品になります。
つまり、こちら側の意図や要望を分かってもらう段階で、中国側の担当者を本気にさせる必要があるわけです。
中国側の担当者も多くの顧客を抱え、忙しい中、こちらに時間を割き、製造工程をも意識してもらうこと。
私自身、特に注意しているのは、表現の仕方と感謝。
実際、ちょっとした言い方の違いで、相手をやる気にさせたり、怒らせたりしますからね。
というのは、あるプロジェクトを手伝っていた際、
そのプロジェクトのリーダーは、人を使うのが上手い訳です。
その方の言動を見ていて、言い方をすごく注意しているように感じるわけです。
こちらの士気を上げる言い方をされます。
露骨という訳ではなく、気づいたら、自分が率先して手伝っている訳ですから、
なんで、こんなに率先して手伝っているのか?考えると、やはりリーダーの人の使い方だと思ったわけです。
要は、相手をやる気にさせ、相手の自分に対する優先順位を上げさせるという形。
中国での取引をする際、表現の仕方に特に注意することが大切かと思います。